top of page

整形外科=レントゲン 接骨院=エコー

更新日:2021年7月19日

こんにちは

院長の小池慎也です


皆さんは怪我をして病院を受診した際、レントゲン写真を撮らなかった経験はありますか?

かなりの確率でレントゲン写真を撮るかと思います。


逆に、怪我して病院を受診したのにレントゲン写真やMRIなど画像診察を受けず触っただけで全て診断するドクターをご存知ですか?

そんなドクターを私は存じません。


それだけ画像診断は重要なのです。


接骨院はレントゲン写真は撮れません。

しかしエコー機器の使用は運動器分野に限り厚生労働省に認められています


ただし、エコーは取り扱いが大変難しいため、エコー機器があるだけでは意味がありません。

しっかりと訓練された施術者が使用することで力を発揮します!

私は、エコーを扱うために超音波技師の資格を取得しました。

今でも学会やセミナーに参加し、論文などを読み日々勉強を続けております。


エコーは、時にレントゲンを凌駕する事があります。


当院でも、レントゲンでは診断がつかず、エコー写真が診断の決め手になった骨折を多数経験しております。


もちろんレントゲン撮影はとても重要で、沢山の情報を与えてくれる大切なツールです。


しかし、今や「怪我=レントゲン」ではありません。


エコーがあると無いでは、雲泥の差があります。


先程申したように、レントゲンでは見えない世界がエコーには見えるのです!

おまけに人体に対して害がほとんどありません


骨折以外にも靱帯の損傷の程度や治癒過程などを観察できますので、経過観察にも有用です!


病院にかかる時、レントゲン機器のない整形外科にかかりますか??(多分そんな整形外科は日本には無いと思います)


同様に、怪我した時はエコーがない接骨院にかかるより、エコーを完備した接骨院の方がインフォームドコンセントを受けた上で納得のいく施術を受けられるでしょう。


エコーもないのに外傷が得意という接骨院もありますので、接骨院選びは慎重に。



血腫が決めてになり骨折と判断された肩関節 

外観では腫れはありませんでした



レントゲンでは映らなかった足の捻挫 ではなく腓骨の骨折

外観では腫れはありませんでした 荷重はできませんでした



外観ではほとんど分からなかった小指の骨折

放置すると変形治癒することもあります

指の屈伸は可能でした



骨折=動かせない は嘘です!!

もちろん動かせないケースもありますが、動かせることも多々あり、軽視されがちです。


骨折の痛みは強いのですが、捻挫でもかなり痛みます。


「動くから折れてない!!」 


に注意しましょう!






閲覧数:39回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page